1巻~10巻

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2024/2/29
あかね噺を読み始めた。
面白いな。

落語は、「昭和元禄落語心中」くらいしか知らないけど、「あかね噺」もワクワクする。

朱音の負けん気の強さが面白いな

弟子入り前に落語喫茶で初高座。
直前まで緊張していたけど、高座に上がって噺を始めたら凄いタイプか。

早速弟子としての洗礼を受けるか。

入門前の高座再び。
「噺だけは」仕込んである。
ふむ。

まだ周りが見えていないのか。
その日の客層に合わせられない。

2024/3/4 10:14
2巻読み始め

老人ホームでの寄席。マクラでお客さんと世間話して、アイコンタクト。会話が無くてもお客さんと対話することを居酒屋バイトで学んだか。
お客さんへ意識を向けられるようになった。

噺のテンポを、最初はお客さんに合わせつつ、徐々に上げて自分のやりやすいテンポに持っていく。客の耳を慣れさせるテクニックまで。調整力がついてきた。

ストーリー自体のテンポはちょっと速い?シーンが細切れ?

享二は真面目すぎることを武器にした。

朱音はまだ高3の5月なんだ。

舞台は江東区。下町か。

2024/3/4 11:09
3巻読み始め

可楽杯予選。寿限無を言い立てで。

可楽杯本戦。
練磨屋からしは、古典の現代アレンジで勝負。自分に酔ってるタイプ?

朱音の出番。前二人の噺が終わって空気が緩んで、完全アウェーでの高座。
予選と変わって、気楽に聞ける調子に変更。吉と出るか凶と出るか。
お客さんのほっと一息つきたいタイミングに合わせてるのか。

上手い下手では無く、自然で、あかねの存在が消えて役の情景が見えてくる。

朱音は、噺をそれなりにこなせてしまうが故に、役の心情に寄り添う意識が無かった。
師匠は、登場人物がその時何を考えているのか、“了見”を学んで欲しかった。だから寿限無を演らせた。なるほど。

2024/3/4 11:39
4巻読み始め

寿限無が流されるパターンにして、寿限無が自力で助かるサゲにアレンジしたのか。

無事優勝。

一生師匠が破門にした理由。
「客に応援されるのが真打ちの芸か」
「芸の後に応援がついてくる」
「応援が芸に先立つのは未熟な証拠」

朱音は、落語家に求められるものを幼い頃から(無意識に?)知っていた。

一生師匠の真面目な考え方もわかる気がする。
「未熟なものを認めれば、芸の質が落ちて文化は衰退する」
プロならしっかりやれってことかな。
伝統芸能の担い手としての矜持が強いのか。そして(一門の)真打ちにはそれを求める。そのためには非情にもなる。

芸で納得させる。それが朱音の心意気。

時間が飛んで8ヶ月後。いよいよ前座修行。

楽屋仕事をしながらも、耳は高座に向けておく「捨て耳」難しそう。

2024/3/4 12:30
5巻読み始め

噺を使ってりゑんの嫌みに言い返したwww
やらかしだけどスッキリした。

うららは郭噺で客を狂わせる。
我を通した人か。

あかねは自分がやったことで周囲から避けられるが、あかねを面白がる人もいる。禄郎兄さんもそのひとり。

落語は音、音色の繋がり。
色々な解釈の仕方があるんだな。

6巻読み始め

「お茶汲み」の稽古。
「花魁が似合ってない」
「噺と人(にん)が合っていない」
よく分からないが、あかねに似合ってない噺ということ?

今のあかねに妖艶な花魁は出来ないが、失敗する花魁の了見はわかる。長く「お茶汲み」と付き合うことで、変わっていく。そうやって噺と向き合っていくのがあかねの答え。

厳しいことを言うけれど、きちんと見てくれる人。貴重だよな。

2024/3/4 13:48
7巻読み始め

あかねも持ちネタが増えたんだな。芸の幅も広がった。

前座選考会、上方・東京・通・会場・配信それぞれで見え方が違う中での審査。
目の前のお客さんだけを満足させても勝てない厳しさ。

2024/3/5 19:09
8巻読み始め

朱音も審査の独特さを理解しているのか。

嘉一はお客さんの笑顔だけを求めて、数字を優先しないか。営業で数字に追われて苦しんだのかな?
元営業マンだから、難解な言い立てでもビジネストークなら得意か。

ひかるは、一度声色を変えずに話し方を変える練習をした後、それを忘れた。あえて役ごとに声色を変えることで、誰が喋ってるかわかりやすくなる。配信対策にもなってるのね。
「八人座頭」邪道と謳われ通は好まない芸風。

朱音は迷いが芸に出てるのか?
父親への憧れだけで続けてきた落語。その芯はブレずとも、見えなくなっているモノがある。

おっ父の弱さが好きだったと気が付いたのか。
高座中にひと皮剥けたのかな?
登場人物の解像度を上げてきた。

2024/3/5 20:05
9巻読み始め

朱音は落語をしながら親離れが出来た。
志ん太は真面目で優しすぎて脆くもあった。
朱音が強さを追いかけているなら、志ん太ににはたどり着けない。
そこから抜け出せたってことなのか?

ぐりこ兄さんも悩んでいたのか。
まいける兄さんに力を借りる。
そのまいける兄さんも、真打ち昇進に向き合う決意をした。
こんな関係性もいいなあ。

朱音が未熟さを自覚。

2024/3/5 21:25
10巻読み始め

博打好きのちょう朝面白い人だな。

こぐま兄さんは埋もれた古典の掘り起こしまでやってるのか。
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